HandKerchief
nitoritoのハンカチは、”手捺染プリント”という技法を使ったプリント方法で柄表現をしています。テキスタイルデザインは全てハンカチのために描き下ろし、ニットストールでは表現しきれない細かくて繊細な描写を活かして、私たちの大切なテーマやアイデアを詰め込んだ作品となっています。
デザインのテーマには、盆地の風景や米沢に飛来する白鳥の姿、森の中を駆け回るリスたちなどの動植物を丁寧に取り入れています。
モチーフの素描から始まり、オリジナリティを出しながらハンカチというキャンバスに配置していきます。小さなハンカチの中に米沢の景色が広がり、匂いや風、光が感じられるような柄作りを心がけています。
そして手捺染プリントを行っている工場は、デザイナーの地元である神奈川県にあります。
実際に工場を訪れ、配色や捺染技術によって変化する濃淡のバランスなどを確認しながら最適な表現を追求しています。職人さんとの綿密な話し合いを通じて、ハンカチの風合いやデザインの理想的な仕上がりを実現しています。
一枚一枚、手作業によりプリントをしていくのは大変な労力ですが、手捺染でしか表せない色の重なりや滲み、温もりがあります。
私たちは、いつも協力してくれる工場に大変感謝しています。彼らの協力のおかげで、nitoritoの独自の世界観が鮮明に表現されるハンカチが作られています。
ぜひ、nitoritoのハンカチを手に取ってみてください。
その細かなデザインや繊細な表現に触れることで、自然の美しさや生命の息吹を感じ、あなたの日常に豊かさと穏やかな気持ちをもたらすことでしょう。