「このストールのはじまりは、ニットの現場から」
nitoritoのストールには、米沢の風景や自然、文化から発想した柄を落とし込んでいます。
“harigane”はその名の通り、”針金”がモチーフの柄
入社して初めての現場実習は丸編みの工場
ぐるぐる回るから丸編みなんだよと,教えられても初めて見る機械でどんな仕組みで動いているのかも”ちんぷんかんぷん” 。
そんな中、職人さんはいつもの事のように真摯に機械と向き合っています。
現場を見渡すと、繊細で柔らかな糸と、整然と並び規則的に動く機械と正反対の性質を持つものが,一つの空間に存在している事に気がつきました。針金のように細い部品たちは、繊細な糸を絡め編んでいきます。この光景は、永遠に見てられると思うほど複雑で面白い。そして、いつの間にか柔らかな布を生み出していく。
純粋に惹かれたこの違和感の糸と針金をモチーフに表現したいと考えて出来たのが “harigane”のストールです。
カタカナで書いた”ニトリト”の名前をハリガネのように細い文字で繊細に表現しています。
糸の風合いをダイレクトに感じて欲しいと思い、文字の部分はちょっと長めに糸を残してフサフサになっています。反対の面は、文字がはっきりと読めるようになっていて、一枚のストールに異なるテクスチャーを持ち合わせています。
ブランドカラーのグリーンとグレーの配色。定番カラーのネイビーにあえてネイビーを重ねた配色。どちらも色も使いやすく、毎日の生活に程よいアクセントとなります。
nitoritoのストールを通して、少しでも機械の面白さを感じてもらえたら嬉しいです。